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“魔法の水着”LZRの手法取り入れた


 日本水泳連盟(水連)と契約しているミズノ、アシックス、デサントの3社が30日、都内で水連幹部に対して新作水着のプレゼンを行った。3社は水連から、北京五輪直前に世界記録を連発する英スピード社製水着に対抗する製品の開発を要請されていた。素材を軽量化し、水を通さないウレタンフィルムを使用したデサントの短距離向き製品などは、見た目もス社「レーザーレーサー(LZR)」に似ており、各社は大なり小なり“後追い”する形となった。

 速さを追求した結果だ。ミズノ、アシックス、デサントがそれぞれ1、2、3種類提出した新作は、LZRの“手法”を取り入れた。

着用に手間取るほどの締めつけの強さは、ミズノが背中側に従来の4倍、腹部&でん部&太ももに2倍のパワーの素材を使用。アシックスは脚部の締めつけをプラスしてキック力を増大させた。
 水を吸わない薄くて細い繊維の織物の素材は、デサントが3種類中2種で使用した。大阪市の複合特殊素材メーカー、山本化学工業が開発した素材は、アシックスとデサントがそれぞれ1タイプに部分的に使った。
 ミズノは配布した資料に、新作を試着した選手の評価としてLZRとの比較7項目を掲載。水抜け、動きやすさで上回っているとし、入水から15メートルは同等のタイムと報告した。デサントは数字に関しては今後検証すると控えたが、アシックスは百メートルで0・5秒記録を向上させる可能性があると発表。“魔法の水着”に追いつこうという執念は感じさせた。
 7日に3社への要請を決めた日本水連はプレゼン後に幹部が会見し、「(約3週間の)短期間で素晴らしい成果を出した」(佐野和夫専務理事)と一定の評価。今後、選手がス社製なども試着した上で五輪本番で着用したい水着を選択。6月10日に水連が3社以外の“参入”の可否を判断する。
(引用:ライブドアニュース)

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