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伊達4強!第1シードの中村を破った


 「カンガルーカップ国際オープン・第4日」(2日、岐阜長良川テニスプラザ)
 クルム伊達公子(37)=フリー=は、シングルス準々決勝で日本ランキング3位で第1シードの中村藍子(ニッケ)をフルセットの末に破り、ベスト4に進出した。準決勝では世界ランキング159位のメラニー・サウス(英国)と対戦。奈良くるみ(16)=大産大付高=と組んだダブルス準々決勝でも波形純理(北日本物産)米村明子(荏原製作所)組を破った。

 勢いは完全に本物だ。伊達が昨年の全日本選手権覇者で世界ランク80位の中村をフルセットの末に撃破してしまった。
 現役復帰にあたり、杉山愛、森上亜希子、中村のトップ3を「あの3人は特別」と考えていたという。
だが、試合が始まるとガチガチになっているのは、明らかに中村の方だった。
 第1セット第1ゲームをいきなりブレークしてペースをつかむと、このセットをタイブレークの末にものにした。第2セットは左右にストロークを散らされて落としたものの、第3セットは強打にスライスショットを織り交ぜて中村を翻弄(ほんろう)。ライジングショットも健在で、13歳下の相手にフットワークでも引けを取ることはなかった。
 予選から臨んだシングルスで6連勝を飾り、16歳の奈良と組むダブルスでも最後は逆転勝ち。単複ともに準決勝進出を決めた。勝ち進むにつれて12年のブランクが少しずつ埋まっていくように感じさせる。しかし、全盛期に世界で連戦していたころの険しい表情はほとんどない。さまざまな出来事を経た37歳は、心から試合を楽しみながら破竹の進撃を続けている。
 「(前より)試合の分析が客観的にできるし、マラソンをやったりして持久力がついた」。かつての日本の大エースが、自信と手応えをのぞかせた。
(引用:ライブドアニュース)