山本貴司引退…4大会連続五輪出場逃す
「水泳日本選手権兼北京五輪代表選考会」(最終日20日、東京辰巳国際水泳場)
男子百メートルバタフライで、アテネ五輪二百メートル銀メダリストの山本貴司(29)=近大職=が52秒62で4位に終わった。4大会連続の五輪出場を逃し、レース後に現役引退を表明した。岸田真幸(22)=アクラブ調布=が51秒86の日本新記録で優勝し、二百メートル個人メドレーでも代表入りした藤井拓郎(23)=コナミ=とともに五輪代表に決まった。全競技終了後、男子百、二百メートル平泳ぎ代表の北島康介(25)=日本コカ・コーラ=ら代表31人が勢ぞろいし、北京での健闘を誓った。
“ミスター・バタフライ”が完全燃焼した。4大会連続の五輪を目指した山本が、さわやかに散った。
二百メートルで3位に終わり、後がなくなった百メートル。培った経験と技術をすべてぶつけたが、北京は遠かった。
「これが最後と思ってやってきた。この結果を見たら、僕の泳ぐところはない。非常にスッキリした気分。もう、みんなの前で泳ぐことはない。完全に燃え尽きました」。涙はなかった。北島も尊敬する兄貴分は、人懐っこい笑顔で引退を表明した。
水着の左ももに「情熱」の文字を入れていた。気合は十分だった。しかし、過去3度の挑戦とは何かが違った。レース前に呼吸が苦しくなり、就寝中に突然目覚めた。焦りも感じた。普段の試合には呼ばない妻・すずさん(32)ら家族を呼んだのも「もしかして…」という思いからだった。
長女・こはるちゃん(1つ)を抱きながら観戦したすずさんは「悔いのないように泳いでもらえばいいと思っていた。(最近は)練習がキツそうだった。思うように体が動かないところがあった」と、夫を気遣った。
客席にいた、長男・琉(りゅう)くん(2つ)を見つけた山本は呼び寄せ、抱き上げた。「今後は指導者という道もあるだろうし…。時間を置かないと何がしたいか分からない。しばらくは、子どもの近くでお父ちゃんをしたい」。家族にこん身の泳ぎを見せた偉大なパパは、胸を張ってプールを去った。
(引用:ライブドアニュース)
「これが最後と思ってやってきた。この結果を見たら、僕の泳ぐところはない。非常にスッキリした気分。もう、みんなの前で泳ぐことはない。完全に燃え尽きました」。涙はなかった。北島も尊敬する兄貴分は、人懐っこい笑顔で引退を表明した。
水着の左ももに「情熱」の文字を入れていた。気合は十分だった。しかし、過去3度の挑戦とは何かが違った。レース前に呼吸が苦しくなり、就寝中に突然目覚めた。焦りも感じた。普段の試合には呼ばない妻・すずさん(32)ら家族を呼んだのも「もしかして…」という思いからだった。
長女・こはるちゃん(1つ)を抱きながら観戦したすずさんは「悔いのないように泳いでもらえばいいと思っていた。(最近は)練習がキツそうだった。思うように体が動かないところがあった」と、夫を気遣った。
客席にいた、長男・琉(りゅう)くん(2つ)を見つけた山本は呼び寄せ、抱き上げた。「今後は指導者という道もあるだろうし…。時間を置かないと何がしたいか分からない。しばらくは、子どもの近くでお父ちゃんをしたい」。家族にこん身の泳ぎを見せた偉大なパパは、胸を張ってプールを去った。
(引用:ライブドアニュース)
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